禁断の体験 エッチな告白集

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母親と強制3Pさせられた息子(8)

苦しげだが、母は妙に切なく艶っぽい目つきになっている。
濃い眉毛がつり上がり、汗の浮いたすべやかな額には、細い縦皺がくっきりと刻みこまれていた。母のそんな悩ましい顔を上目づかいに見上げながら、ぼくは執拗にクリトリスをなぶり続けた。掴んでいる母の足首が小刻みに震えている。
それは段々激しくなり、とうとう両足がガクガクと震えだした。さらに上半身がググッと反り返ってきた。しかも愛液がピュッ、ピュッと中から絞り出されるように噴きだし、まるで洪水のようなのだ。



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ぼくはクリトリスをコリッ、と噛んでみた。
「ひいいいい……」
 凄まじい絶叫が母の喉から噴きあがり、同時に激しく震えていた両足がビーンと突っ張った。
背中も弓なりに反り返ってしまった。
 母はそのまま体を突っ張らせたまま、断末魔のようにブルッブルッ、と全身の筋肉を痙攣させている。

 その顔が恍惚としていた。両目が潤んでいる。ぼくにも、母が絶頂に達したことがはっきりとわかった。
(ああっ、お母さんがぼくの舌で感じてくれた!)
そのことがぼくには嬉しくてたまらなかった。

 母は数秒のあいだ全身を痙攣させていたが、やがて力つきたように後ろの壁に寄りかかった。
「どうだ和也、お母さんをいかせた感想は?」
津本がニヤニヤしながら聞いてきた。
ぼくは怒ったような顔をして見せたが、本心は嬉しくて堪らなかったのだ。

「どうだいこの満足そうな顔はよ。俺の言ったとおりだろう。お母さんはな、きっとお父さんにかまってもらえなくて欲求不満だったのさ。それをお前に知られたくなくて、昨日も一昨日もずいぶん我慢していたようだけどな……やっぱり一番感じるところを舐められて本性が出たようだぜ」

「……」
ぼくは、確かに津本の言うとおりなんだろう、と思った。
なにしろ息子の愛撫であんなに敏感に感じてしまったのだから……
「そうだろう雅美、おまえは欲求不満だったんだ。な、そうだろう」
津本が今度は母に迫った。

「……」
母は返事ができず、またも困ったように美貌を強張らせた。
「言えってんだよ!」
「……」
凄味のある声で怒鳴られ、母は怯えたように全身をふるわせた。

その顔にすーっと諦めの色が浮かんだ。やがて母はぼくを不安そうに見つめながら口を開いた。
「は、はい……私は……欲求不満でした……」
首輪に締めつけられた喉を震わせながら母は言った。
言ったあと、カーッと顔を火照らした。

「やっと認めやがったか」
津本が、ぼくにニヤリと笑って見せた。
「旦那にかまってもらえず、ずっと悶々としていたんだろう」
「……はい……そうだと、思います……」
「思いますじゃねえだろう、はっきりそうだと認めろよ!」
「はい……そうです……」

「じゃあ、和也におま*こを舐めてもらってうれしかったろう」
「う、うれしいなんて……そんな……」
「でも、気持ちよかったことは確かだろう」
「それは……」

母は恨めしそうな目を津本に向けたが、覚悟を決めたらしく、
「はい、気持ちよかったです……」
はっはりと言いきった。
だが、すぐに「ああ……」と悲痛なあえぎ声を上げて身を悶えさせた。その悶え方にいつわりのない真実がにじみ出ていた。

 母は、無理矢理に性器を剥き出されたように、心の奥底まで剥き出しにされてしまったのだ。それも息子の前で……
(きっと津本は、最初からお母さんにこう言わせるつもりだったんだ……)
ぼくはそう悟った。

母に告白させることは、初めから津本のシナリオに入っていたに違いない。母の暗部を剥き出しにして見せることで、本人はもとよりぼくにも衝撃を与えるつもりだったのだ。
ぼくは、あらためて津本に怒りを覚えた。

確かにわかってはいたものの、母の口から本当のことを聞かされるのは、ぼくにとってやはりショックだった。しかし……
「どうだ和也、お母さんが嫌いになったか?」
津本に問われ、ぼくはしっかりと母を見つめながら首を横に振った。

 それは、少し幻滅はした。だが、それが何だというのだろう。ぼくを守るために、母は自らその体を投げ出してくれたのだ。
初めて裸になったとき、津本に貫かれたとき、どんなに辛く、悲しかったことだろう。
それでも母は、ぼくのためにあえて身を犠牲にしてくれた。

 多少性欲を持て余していようが、ぼくにとってやはり母は母だった。母性愛にあふれた偉大な母に変わりはないのだ。
そんな母を、ぼくが嫌いになろうはずがなかった。

「ふうん、おまえ、よっぽどお母さんが好きなんだな」
と、津本が茶化したが、ぼくは母に見せるために真剣な顔でうなずいてみせた。
「和也……」
母は喉をふるわせて息子の名を呼び、ホッとしたように頬をゆるめた。

 母も、ぼくに嫌われるのではないかと不安で堪らなかったのだろう。ぼくにはその顔が、ありがとう、と微笑んでいるように見えた。
「親子の愛情か、泣かせるねえ……」
津本は、感心したような顔で見ていたが、やがてぼくに命令した。

「さあて和也、服を脱ぎな。大好きなお母さんに思い切りチンボをぶち込んでやりな」
 津本は、カーテンレールに巻き付けてあった鎖をほどいて母を首吊りから解放し、ベットまで歩かせた。
「さあ、仰向けになるんだ」
命令しながら、母の首から黒皮の首輪も外した。

 喉をさすりながら素直にベッドに横になった母は、もう隠すものがなくなったためか、どこかさっぱりした表情にも見える。

「和也、お母さんが待ってるぜ、早くぶちこんでやれよ」
 うながしながら津本は、ぼくと入れ替わってイスに座り、タバコに火をつけた。まるでストリップの本番ショーを鑑賞するように、母と子の絡みあう様を見るつもりなのだろう。

服を脱ぎ終えたぼくは、肉棒をそそり立てながらベットに這い上がった。
母が、切ないが優しい眼差しでぼくを見上げている。
本当にしみ入るような優しい顔をしていた。

ぼくが自分を嫌う素振りを見せなかったことが、よほど嬉しかったのだろうか……
 ぼくもじっと母の目を見つめ返しながら、なぜか今まで以上に母と心が結びついているような幸福な気持ちを覚えていた。

「いらっしゃい、和也……」
母がしっとりした声でいい、両手を差し出した。
「お母さん!」
ぼくは夢中で母の柔らかい体にのしかかった。

母はぼくのその背中を、両腕でしっかりと抱き締めながら言った。
「ありがとう和也……こんな嫌らしいなお母さんを許してくれるのね……」
「ゆ、許すも何も……ぼくは、お母さんが大好きだよ。世界一好きだ」
「ああ和也……」
母の両目が潤んでいた。

「和也……お母さんも、お母さんもあなたが大好きよ」
そう言って母は、唇をぼくの唇にかぶせてきた。
ぼくはちょっと驚いたが、すぐに自分からも母の唇を求め、その肉厚でしっとりした母の唇を強く吸いあげた。

母の方も「ああ……」と熱い吐息をもらしながらぼくの唇を吸い返してくる。
唇は、甘い果実のような味がした。
キスだけでもとろけるように気持ちがいいことをぼくは初めて知り、そのまま夢中で母の唇を吸い上げた。

何だか、急に別人になったような母が腕のなかにいた。
昨日まであんなに嫌がって悲壮な顔をしていたのに、この喜びにあふれた表情はどうだろう……

 母の秘密を知っても、それでも母が好きだというぼくを、母は嬉しさとともに全身で包みこもうとしているのだろうか。

 それとも、犬の恰好をさせられたり、欲求不満だったと告白させられたりと、あまりに恥ずかしいことを強要されすぎたために、一時的に理性のタガが外れてしまったのだろうか……

その辺はぼくにもよくわからなかった。
わからないが、とにかく母が夢中になってぼくを求めてきていることは確かだった。
ぼくにとっては、それ以上のことは考えようもなかった。

(いまこのときだけでも、お母さんと身も心も結びつきたい……)
ただ、それだけしかなかった。
母は、ぼくに存分に唇を吸わせてから、
「さあ、和也……」
と、両足を自分から大きく広げてきた。

そして、ぼくの硬直しきっている肉棒を、しなやかな指で掴みしめ、肉ひだに導いてくれた。
(ああ、お母さんがこんなことまでしてくれるなんて……)
ぼくは、感激しながら導かれるままに腰を突き出していった。

先端がぶにゅっ、と肉穴をとらえた。
そこはヌルヌルと濡れそぼっていた。それに、いつもより熱い。ぼくがぐっと腰を入れると、肉棒が吸い込まれるように埋没していった。
「あっ……お母さん!」
ぼくは思わず叫んでいた。

 内部は、さらに煮えたぎるように熱くなっていて、からみつくように、ピッチリと肉棒をしめつけてくる。
その快感に痺れながらズンッ、と根元まで挿入しきると、
「ああ……和也……」
感極まった声を上げた母が、燃えるような眼差しでぼくを見つめてきた。

ぼくは肉棒を出し入れしはじめた。
「あ……あああっ……」
母も、ぼくのピストンに合わせて自ら腰を動かしてきた。
いままでにない深い挿入感に肉棒は早くもとろけてしまいそうだった。

「ああ、お母さん、気持ちがいいよ……」
ぼくは恍惚とした顔で声をもらした。
母もますます愛情のこもった顔で、
「ああ、和也……何だか、お母さんもすごく気持ちがいいわ……」
と、熱い吐息とともに声をもらし、大きく腰をくねらせて肉棒をねじまわしてきた。

「ああ、お母さん、たまらないよ……」
ぼくは、母の淫靡な腰の動きに酔い、そしてあえいだ。
母は、今度は肉あなをキュッ、キュッと締めつけてきた。

ぼくは何だか、母に肉棒を食べられているような気がした。
このまま母の中に体ごと呑み込まれていくような気がするのだ。それが、よけいにうれしかった。

「あああっ……お母さん、お母さん……」
ぼくは叫び、夢中で肉棒を突き上げはじめた。
もう、津本のことなどまったく気にならなくなっていた。

母も、ぼくのピストンを全身で受け止めている。
「ああ……ぼ和也……ああ……」
母の甘いあえぎ声をもらす朱色の唇が、わずかに開いて真っ白い歯を覗かせていた。
唇のはしが微妙につり上がり、引きつっている。
両頬が真っ赤に染まり、形のいい鼻の穴がぷくっ、とふくらんでいる。

 肉穴の心地よい締めつけもさることながら、そんな母の上気しきった顔がぼくをよけいにゾクゾクとさせていた。
母が心から自分を受け入れている。それが堪らなくうれしいのだ。

たがいの喘ぎ声とともに、二人の動きは一段と激しいものになっていった。
ぼくの額や頬を伝わる汗が、ポタポタと母の乳房や下腹部にたれ落ちる。
二人とも汗にまみれて体をぶつけあい、たがいに昇りつめていく。

「お母さんさん、出るう!」
「ああ、和也……私も……私もいくわ……!」
叫んだ母が背中を突っ張らせ、下からクイクイと腰を突き上げてくる。
ぼくも負けじと腰を突き動かした。

「ああっ……あああっ……」
母が絶頂に達したらしく、一際高い悲鳴を放って肉穴をギュー、と収縮させた。
「あうっ……」
その、痙攣したかのような下腹部の締めつけに、ぼくも呻いて爆発した。
ビュッ、ビュッ、とほとばしる精液。まるで高圧電流のような物凄い快感が体をつらぬいていく。

「おうっ……おうっ……」
母の胎内に精液を注ぎこみながら、ぼくは獣のように呻き続けた。
母もすさまじい絶頂を味わっているようだ。

背骨が折れそうなほど体を弓なりに反り返らせ、ひーひーとあえぎ続けている。
 肉ひだがピクピクと痙攣し、肉棒の根本をいつまでもギュウッ、と締めつけていた。まるで、一滴も残さず息子の精液を吸い取ろうとしているようだ。

 ぼくは、何だか本当に母とひとつに結びつき、溶けあったような気がした。その感動のなかで、最後の最後まで精液を絞り出していった。
「うふ……ふふふ……」
と、津本が笑っている。
見応えのあるショーを堪能した、とでも言いたげな顔をしていた。
その津本がゆっくりと服を脱ぎはじめた。

「和也、俺も我慢ができなくなってきた。交代しようぜ」
「……」
嫌だと言いたかったが、言えなかった。
やがて母の体は津本に奪い取られ、激しく揺すぶられはじめた。
ぼくは、またも母を奪われてしまった悔しさのなかで、黙って見続けるしかなかった。

……
つぎの日は土曜日だった。
 午前中で学校が終わり、帰ってきたぼくの胸には、母、母がいとおしそうに自分を出迎えてくれるのではないかという期待があった。

何しろ昨日、母はまるで恋人を迎えいれるようにぼくを受け入れてくれたのだから……
そのときの感動が、今でもぼくの胸に残っている。
その後で津本に犯される母を見るのは辛かったが、それでもその感動が、これからもずっと続くようにぼくには思えていた。

だが、ぼくを出迎えてくれた母は、青白い顔で切なそうにぼくに言うのだ。
「和也、お母さんを許してね。昨日はお母さん、どうかしていたのよ……」
「お母さん、ぼく、少しも気にしていないよ。お母さんは、お母さんだもの」
とぼくは慰めるように声をかけた。

こんなに後悔している母も本当の姿だが、我を忘れてあえぎ上げた母も本当の姿なのだ。それを思うと、ぼくの体はカーッと熱くなるのだった。

「ありがとう和也……こんなエッチなお母さんを、嫌いにならないでね……」
「嫌いになんか、絶対ならないよ」
 ぼくは心からそう答えながらも、実は、喜びのあまり母が自分を抱きしめてくれることを密かに願っていた。そして、そのまま昨夜のような関係に発展することも……

 しかし母は、今は一人にして、とでも言うように、逃げるようにキッチンに行ってしまった。
やはり、ぼくの前で欲求不満だと告白させられたことを相当に気にしているようだ。
ぼくを相手によがってしまったことも、思い出すと堪らないのだろう。
そんな母の心情はよくわかるのだが、ぼくはがっかりしてしまった。

(……そうだ、今夜また津本さんがくれば、お母さんとセックスするように命令してくれるはずだ……)
ぼくはそう思い、それを心待ちにすることにした。

 いつの間にか津本をさんづけで呼び、彼が来ることを待ち望むようにさえなっている自分を、ぼくは少しも変だとは思わなかった。

 期待どおり、津本は夕方にやってきた。何だか短期間の間に、毎日津本が来ることが定着してしまった感がある。ところが、どういうわけか津本は、ぼくの顔を見るとニヤリと笑い、
「今日から和也には、いっさい雅美とやらせない。体に触れることも許さない!」
と宣言するように言ったのである。

(えっ!)
 期待を裏切られ、愕然とするぼくと、逆に一瞬安堵したような表情を見せた母を、津本はリビングにつれていった。
中に入るとすぐに母を全裸にし、絨毯の上で責めはじめた。
母に様々な恥ずかしい恰好をさせ、激しいピストンを送りながら、結合部をぼくに見せつけたのだ。

 母は息子の前でよがり声を上げるのを恐れ、反応すまいと必死に唇を噛みながらも、最後には耐えきれなくなって歓喜の声をほとばしらせてしまった。
 ぼくは嫉妬に身を焼かれ、そのくせ肉棒を破裂しそうなほど勃起させながら悶える母の姿を見ているしかなかった。

それはまるで、拷問と同じだった。
 だが、これは津本の作戦だった。津本は最後の目的を果たすために、わざとぼくを嫉妬と欲求不満の塊にしたのである。

これで親父を眠らせておけっ、と睡眠薬を手渡しながら、津本はぼくの耳元で囁いた。
「おまえ達をいたぶることで復讐の快感を味わってきたが、もう満足したし、これ以上苦しめるのもかわいそうになってきた」

「そろそろ終わりにしようと思うが、最後に復讐を完結した証しとして親父の横で雅美を犯すつもりだ。なに、親父は眠らせておけばいい。雅美を犯しながら思い切り悪態でもついてやれば、俺も完全に満足できるだろう」

「協力してくれればあの写真も消去するし、お前にももう一度雅美を抱かせてやる。もう二度とお前たちの前に現れないことも約束しよう……」

もしぼくが冷静な状態だったら、こんな言葉をそのまま信じたりはしなかったろう。
だが、嫉妬に駆られたぼくに、冷静な判断などできようもなかった。
ぼくは即座に承知した。

そして日曜日。
昼頃、父・父はリビングで軽い食事をとりながら好きな酒をたしなんでいた。
酒好きの父は休日はいつもこうだった。が、父はそのままソファの上で寝入ってしまい、夕方になっても眠ったままだった。

 それは、母が食事を運ぶとき、手伝うふりをしてぼくが水割りの中に睡眠薬を混ぜてしまった結果に他ならない。
津本が、薬にはほとんど味がついていないと、と言っていたとおり、父はまったく気づかずに水割りを飲んだのだった。

(ごめんなさいお父さん……でも、これでお母さんとぼくは、津本から解放されるんだよ……だから許して……)
 本当は、母にもう一度挿入したい、という衝動に突き動かされてのことだが、そう心で謝ることで自分を納得させ、ぼくは指示されたとおり携帯電話で津本に連絡を取ったのである。

津本がやってきたときの、母の驚きといったらなかった。
そのときぼくは自室のドアを少し開けて、階下を伺っていた。
胸が苦しいほどにドキドキしていた。

話し声は聞こえないが、玄関口から緊迫した空気がヒシヒシと伝わってきた。
「今日は……夫がいるんです……お願いだから帰って下さい……」
 と、母が必死に懇願している姿と、それをせせら笑らって立っている津本の姿が、ありありと目に見えるようだった。

しばらくしてドアの閉まる音がし、津本が入ってくる気配があった。
ぼくの胸はさらにドキドキし、息も止まりそうだった。
「和也……」
階段の下から母の呼ぶ声がする。
ぼくが震えながら階段を下りていくと、階下に母と津本が立っていた。

母は、今まで見たこともないくらい困惑に満ちた表情をしていた。
頬が真っ青で、その目にはぼくへの怒りさえ宿っているのだ。

ぼくが、うなだれたまま母の前に立つと、
「……聞いたわ、和也。お父さんが起きないのは、あなたが薬を飲ませたからなのね」
 母はわなわなと唇を震わせながら、やっとのことで声を絞りだした。よほどショックを受けているらしかった。

「だって、言うとおりにすれば、ぼくとお母さんを解放してくれるって……あの写真も返してくれるって……そう言われから……」
ぼくは、渇ききった喉を鳴らすように答えた。

「それも聞いたわ……でも、どうしてお母さんに相談してくれなかったの……」
 母は悲しげだった。やはり、母にこんな悲しげな顔で見つめられると、強烈な痛みが胸におこる。

ぼくはなんと言い訳したらいいかわからず、思わず泣きそうになってしまった。
その顔を見て、母も言葉をつまらせた。
「……」
母は無言のまま、考え込むような顔でしばらくぼくを見つめていた。
心の中を覗きこまれ、本心を見抜かれてしいそうでぼくは怖かった。

「和也……」
ぼくを見つめていた母は、やがて深いため息とともにぼくを呼んだ。
その目からスーッ、と怒りの色が消えていくのがわかった。
母は、慰めるように微笑んで見せた。

「……もういいわ和也。お母さん少しも怒ってなんかいないわ。だって、お母さんを助けようと思ってしてくれたことなんでしょう」
「うん……」
母の微笑みにほっとし、うなずいたものの、ぼくはまたも強烈な罪悪感を味わった。
やはり本心を見抜かれてしまったのだ。そう思った。

だが、それでも母は怒らなかった。ぼくは母にすがりついて泣きだしたいほどだった。
母は、津本に向かって言った。
「……ほ、本当に、あの人は起こさないでくれるのですね」
「ああ、約束するぜ。というより、強力な薬だ。起こしても起きねえよ」
「わかりました……」
母の顔に、またもあの、悲壮だが、覚悟をにじませた表情が浮かんでいた。

 たとえ眠っていようと、愛する夫の横で犯されるのは母にとって死ぬほど辛いことだろう。
だが、もしかしたら、この地獄のような毎日が終わるかもしれないのだ。母の胸にもかすかな希望が生まれているのかもしれなかった。


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[ 2020/10/08] 管理人の小説
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